初のトイデジ、デジタルハリネズミ 4.0 を買いました。
以前から興味があったトイデジ。
この度、初めてのトイデジとして、「表現系」で有名な、
チノン DIGITAL HARINEZUMI 4.0
を購入したので、率直な使用感とかを。
具体的な機能や性能は公式サイトで見れるので、 使ってみて感じたことを書いとこうかなと思います。
ハード面
プラスチッキーでいかにもトイと言った感じで、チープさがある。
ボタン類や特徴的なスライドスイッチなどの押し心地もカチッカチッと音がなる感じ。
独特なボディの形状は、110ミリフィルムの形状を模したものだとか。
意外にホールド感は良いかんじ。
小ささと軽さのおかげで、とりあえず連れて行こうという気にさせてくれる。
全体的にチープな感じが、逆に写真を取るときに肩の力を抜かせてくれるというか、
いい意味で雑に扱えるところがあるので、個人的にこのおもちゃ感は非常にすき。
機能面
機能は申し分なし。
デジタルハリネズミを買うにあたって、いろいろなトイデジをリサーチしましたが、これにしとけば間違いないかな、って感じ。
複数のカラーモードが選べるトイデジは他にもありますが、霧がかかったようなSmokyフィルタ、多重露光機能、動画撮影機能などの多彩な機能の存在が、デジタルハリネズミが愛される所以であると思うし、撮影をさらに楽しいものにしてくれています。
これ一台ありさえすれば十分に楽しめるだけの機能が詰め込まれています。
微妙なところ
褒めるべき点がたくさんあるデジタルハリネズミですが、微妙に感じたところもいくつかあります。
結構ノイズが乗る
ISO感度と景色の明るさによって、結構激しくノイズが乗ってしまいます。
トイデジってそういうもの、と言ってしまえばそれまでですが、アナログであればノイズにはならないわけですし、アナログ特有の深みのある発色というのはなかなか難しいようです。
具体的には、ISOを800にすると、確実にノイズが乗ってしまいます。
ですので、基本的にはISO100での撮影といった感じ。
それだと暗いところで撮ったときに真っ暗になってしまいますが、ISO100とOver Exposureとかの組み合わせでなんとかなったりするのでしょうか。
そのへんは追々弄りながら探っていきたいです。
指紋が付きやすい
ブラックのつるつるプラスチックボディのため、指紋がべたべたつくのが気になります。
液晶画面やビューファインダー部が深く陥没しているため、窪みの端の汚れが拭き取りにくいところも気になります。
スライドスイッチは操作しにくい
正直、謎な機構です。これはじく形のスライドスイッチにする必要あったのでしょうか…
はじいた後に戻ってこなかったりして、いつか壊れそうです。
たぶんこれもアナログフィルムカメラを意識してのことなのだと思いますが、かえって中途半端かな…という感じ。
普通のボタンでも良かったかな。
そんな感じです。
はい。ざっとこんな感じです。
まだ数日しか使っていないので、使用感についてはまだまだ見えてくるものがあるかもしれません。
いまはもう写真を撮るのが楽しみで仕方ありません。
私はもともと写真を撮る習慣は無いのですが、そんな私をもその気にさせるデジタルハリネズミ。
これはいいものですよ。
おひとついかがですか。